春の永代経法要
3月15日、16日永代経法要を厳修しました。
午前はこの半年間に永代特別経懇志を納めてくださった方の「開闢法要」、
午後は全ての方の「総永代経」を勤めました。
法話のご講師は 福井県勝山市 西宮寺 三嵜霊証先生。
一日目「永代経 先だって往かれた方々を偲び
いついつまでも仏さまの教えが伝わるように」
四苦 生きる苦、老いる苦、病になる苦、死に向かう苦
八苦 愛別離苦 愛する者と別れなければならない苦
怨憎会苦 怨み憎む者に会う苦
求不得苦 求める物が思うように手に入らない苦
五蘊盛苦 肉体と精神が思うようにならない苦
思うようにならない人生の苦しみに向き合い、
それを引き受けて下さる阿弥陀如来様の心の有難さを知らされる。
二日目「法施(仏さまからのいただく施しの心)と
布施・無財の七施(私たちの施しの実践)」
お聴聞してお参りしている姿を子や孫が見て、育てられていく。
後姿を見せることは大切。
信心とは仏さまの真実のお心をいただくことである。
仏さまの心を教え育てるのが浄土真宗の教えである。
受付をしてくださる総代さん、法要の準備お手伝いをしてくださる年番さん、
お聴聞される方の姿が大変有難いものでした。