
秋の永代経
「お念仏の道場」
―ーー お念仏申すというのは簡単なことじゃない。
だから、お寺に参らせていただいたときは「なんまんだぶ」とお念仏申しましょう。
訓練ではないけれど、口に称えていくということの中に仏さまが近づいてくださった、
仏さまがいつも私を見守ってくださっていたと受け取らせていただけるようになるから、
極重の悪人である「私」はただ念仏を称すべし、我が名を称えなさいと
仰ってくださっているのです。―ーー
いろんな面から例え話を交え、最後にこの言葉で締めくくってくださいました。
わが身が、心が、温かく救い上げられるような感覚に感動を覚えたお話でした。
浄土真宗はお聴聞が肝心であると聞かせていただいております。
お一人でも多くの方がお聴聞にお出かけくださいますよう、心より願っております。